今シーズンは120試合制の短期決戦。終盤までリードしている試合は確実にものにしたい。その近道となるのが盤石の継投、必勝リレーだ。各球団の勝利の方程式、その現状を紹介する。 ※記録はすべて8月27日現在。△は左投げ 広島東洋カープ
必勝リレー防御率 2.53(チーム防御率4.14)
中継ぎ △
塹江敦哉 23試合/3勝2敗0S11H/防2.78 ↓
抑え △
フランスア 24試合/0勝1敗7S5H/防2.28 8、9回が固まり残る課題は7回
開幕時点のスコットから
菊池保則、さらには
一岡竜司と、クローザーに指名した投手がことごとく逃げ切りに失敗し、なかなか締めくくり
役が固まらなかったが、7月末ごろからフランスアが復調、ようやく固定ができるようになった。フランスアは7月29日から8月26日までの間に7セーブ、7月21日から続ける連続無失点を14試合としており、まずまずの安定感。もともと昨年後半に抑えを務めた実績もあり、もう首脳陣がクローザー問題に頭を悩ませる必要はないだろう。
8回のセットアップは、今季成長を見せている23歳の快速左腕・塹江が担う。だんだんとピンチの場面でも落ち着いた表情が見られるようになっており、今後への期待も十分。あとはシーズンを通して投げ抜くスタミナだけだろう。
8回、9回はほぼ固まり、チームとして今後固めていきたいのは7回を投げるセットアップ。当初このあたりのポジションを予定されていた菊池保がやや安定せず、ビハインドの場面に回っているため・・・
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