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継投野球を支配せよ

必勝リレーなくして優勝なし! 勝利の方程式・93年〜02年

 

優勝するチームは、ほぼ終盤の必勝リレーが確立されていた。「勝利の方程式」は1993年に巨人に復帰した長嶋茂雄監督が、自チームの「橋本清-石毛博史」の投手リレーを指して使った言葉。その93年からチームを優勝へと導いた歴代の「勝利の方程式」を見てみよう。
※△は左投げ。◎は中継ぎ/最優秀中継ぎ投手(1996〜)、抑え/最優秀救援投手または最多セーブ投手

1993西武 サンフレッチェで4年連続リーグV



中継ぎ 潮崎哲也
53試合/6勝3敗8S/防1.18

中継ぎ △杉山賢人
54試合/7勝2敗5S/防2.80

抑え 鹿取義隆
42試合/5勝4敗16S/防2.25

 ルーキーの杉山がシーズン途中で先発からリリーフに回り、潮崎と鹿取のダブルストッパー態勢に加わった。3人による鉄壁な終盤リレーは、毛利元就の「三本の矢」のエピソード、Jリーグのサンフレッチェ広島になぞらえ、サンフレッチェと命名された。

1995オリックス 高卒2年目の剛腕がフル回転


中継ぎ 鈴木平
50試合/2勝4敗3S/防1.83

中継ぎ △野村貴仁
37試合/3勝1敗2S/防0.98

抑え 平井正史
53試合/15勝5敗27S/防2.32

 仰木彬監督が強力リリーフ陣を形成し・・・

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