変化球と言えばカーブやシュートという時代に始まり、カットボールやツーシームが全盛の現代まで、古今東西、さまざまな投手が操る「魔球」がプロ野球を彩ってきた。果たしてそれらはどんな握りから繰り出されるのか。伝説のレジェンドから現役の使い手まで、厳選した極上の「握り」を50貫、いや50種、本人たちが取材時に語った投げるときのポイントとともにお届けする。 球種の名称の分類は取材時のもの カーブ 外木場義郎 「手首はしっかりと立てて、ボールを指ではじくような感じでスピンを利かせて投げる」
カーブ 金田正一 「中指を縫い目に添わせ、親指でブレーキを掛けつつ人さし指と中指で少しひねって抜く」
カーブ 堀内恒夫 「右打者の肩のあたりを狙うと真ん中低めに落ちた。肩の開きを・・・
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