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二塁×遊撃 魅惑のコンビネーション

歴代“名二遊間”カタログ 受け継がれる匠の技術【1995年〜】

 

プロ野球ではこれまで、数々の名二遊間が誕生。最大の見せ場である併殺プレーでは、華麗かつスピード感あふれるコンビネーションで時代を彩ってきた。ここでは編集部が厳選した31組を紹介。
※二遊間の年数は、同時に球団に在籍していた時期を表し、年代順に掲載。守備成績は当該ポジションでの通算成績。他ポジションでの成績は含まない
※「井口資仁」は99〜2001年2月末の登録名「井口忠仁」


野村ID野球の象徴


土橋[右]、宮本[左] ヤクルト95〜06年


土橋勝征(二塁)
成績:982試合、4390守備機会、52失策、490併殺、守備率.988

宮本慎也(遊撃)
成績:1452試合、6681守備機会、80失策、792併殺、守備率.992

 87年に入団した土橋は、しばらく守備固めを務め、外野へのコンバートもあったが、8年目の94年に二塁の定位置を確保。95年入団の宮本も守備固めからのスタートだったが、96年に池山隆寛に代わって遊撃のレギュラーとなった。ともに堅守、犠打や右打ちを武器とするつなぎ役で、野村ID野球の象徴的存在となる。宮本は後に2000安打を達成した。

驚異の守備範囲&安定感


堀[右]、小坂[左] ロッテ 97〜05年


堀幸一(二塁)
成績:1287試合、6108守備機会、85失策、730併殺、守備率.991

小坂誠(遊撃)
成績:1204試合、5750守備機会、93失策、775併殺、守備率.991

 90年代後半から00年代前半にロッテの遊撃手として活躍した小坂の相棒は、守備力では酒井忠晴も浮上するが、トータルで考えれば堀の名前が挙がる。「小坂ゾーン」と呼ばれた広い守備範囲を誇った小坂に対し・・・

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