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2020ドラフト完全展望

【12球団ドラフト最終予想】オリックス・補強点は野手! 早くも1位明言

 

ついに迫ってきた運命の「10.26」。各球団の獲得方針も固まりつつあり、1位選手を公言する球団も出てきた。各球団の補強ポイントを挙げながら、12球団のドラフト戦略を探っていこう。

B担が上位指名を大胆予想!


1位 佐藤輝明

近大/内・外野手/右左


「レギュラー不在な三塁で1年目から開幕スタメンの可能性も。吉田正尚T-岡田との大砲トリオ形成にも期待がふくらみます」

競合覚悟の1位指名でウエーバー優位を生かす!?


 若手主体の先発投手はコマがそろうも、得点を奪えずに惜敗する試合は数多く、低迷打破には打力向上での得点力不足解消が欠かせない。当然、フロントも承知のうえだからこそ、10月13日に12球団最速で1位指名を公言した。

「佐藤(佐藤輝明・近大)でいきます。野手ではNo.1。それ以外、いないでしょう」(福良淳一GM)

 “No.1野手”を狙う理由は打力だけではない。本職は三塁で、現在のチームにレギュラーは不在。佐藤は外野も守れ、中堅のレギュラーも不在のチーム事情を見れば、これ以上ない逸材だ。競合必至で交渉権を獲得できる保証はないが、仮に抽選で敗れても“強打の野手”という指名方針は変わらないだろう。将来性を加味すれば明石商高の来田涼斗や花咲徳栄高の井上朋也、九州共立大・平良竜哉も候補に挙がる。

 ただ・・・

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