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2021ドラフト先取り情報

【2021年ドラフト候補】スカウト戦線を賑わせる逸材

 

NPBスカウトは日々、スケジュール帳と大会日程、練習予定をすり合わせながら、現場を動き回っている。2020年ドラフトが終われば、それは21年へのスタートだ。高校、大学、社会人に分けて傾向を分析していく。

2021注目選手 高校生編


風間球打[明桜高/投手]

かざま・きゅうた●2003年10月11日生まれ。山梨県出身


 あるベテランスカウトが言った。「前年秋の時点で、ここまで名前が挙がるのも珍しい。来年は高校生の年になるかもしれない」。

 特集冒頭で掲載した市和歌山高・小園健太、大阪桐蔭高・松浦慶斗関戸康介、高知高・森木大智の4人を差す。このほかにも逸材が目白押し。明桜高・風間球打は今年7月の秋田の独自大会準々決勝で自己最速150キロを計測した。新チームではさらなる飛躍が期待されたが、今秋の県大会は初戦敗退を喫し、来春のセンバツ出場は絶望的。甲子園へのラストチャンスとなる来夏に期待だ。仙台育英高・伊藤樹も完成度が高い。

石田隼都[東海大相模高/投手]

いしだ・はやと●2003年4月5日生まれ。栃木県出身


金井慎之介[横浜高/投手]

かない・しんのすけ●2003年5月24日生まれ。神奈川県出身


 左腕では神奈川に東海大相模高・石田隼都と横浜高・金井慎之介がいる。愛知は中京大中京高・畔柳亨丞、東邦高の左腕・知崎滉平、愛工大名電高の左腕・田村俊介と右腕・寺嶋大希、享栄高・竹山日向と好投手ぞろい。外野手では東邦高・鈴木唯斗もおり「私学4強」がドラフト戦線でもリードしていく。四番・エースの岐阜第一高・阪口樂はバットでも・・・

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