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2020ドラフト総決算

ドラフト会場の舞台裏 感染予防対策を徹底した「新しい会議様式」

 

ドラフトを主催するNPB(日本野球機構)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新たな運営に着手した。10月上旬から全体会議をスタートさせ、会場下見、システムリハーサルと入念な準備を重ねてきた。東京都内のホテルの1フロアを貸し切り、徹底した感染予防対策の下、会議当日はスムーズに進行された。
写真=小山真司


 ドラフトは今年で56回目だが、かつてない新方式への挑戦だった。オンラインの無観客で、会場の東京都内のホテルは報道陣の来場もNG。12球団ごとにモニター付きの個室が用意され、縦長の1フロアには入口から通路を挟んで右手にパ・リーグ6球団、左手にセ・リーグ6球団が順位順(10月25日現在)で並んだ。

 会議のスタートは17時だが、この日は10時30分からリハーサル。初めての試みであり、抽選など、入念な準備が進められた。13時に終わると、全員が退出して消毒。球団関係者が入室する15時30分を前にして再度、消毒が行われる徹底ぶりだった。

 球団部屋に入室できるのは、1球団6人。昨年までは丸テーブルを囲む形であったが・・・

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