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ドラフト1位クローズアップ

【ヤクルト1位】木澤尚文(慶大/投手) 努力でつかんだ最高評価

 

ファンに愛されるためには、信頼を勝ち取ること。そう自負するからこそ、起用法にこだわりはない


 2度の抽選を外したヤクルトが12人目の“ドラ1”で入札。木澤尚文は「1位だと思っていなかったので驚いた」と言うが、すぐさま「高い評価をいただいたからにはチームのために精いっぱい尽くしたい。思い入れのある神宮球場のマウンドで今後も投げられるチャンスがあるというのはうれしい」と感謝を表した。

 慶應義塾高時代から直球の力強さは知られていたが、3年春に右ヒジ靭(じん)帯を損傷。これが大学1年時まで響きリーグ戦初登板は2年春、主戦となったのは3年春とやや遅咲きだ。

 現在までの登板も21試合と実は少ない。ただ、逆にとらえれば“使い減り”していないからこそ伸びしろ十分。しかも本質は「理論的なことも感覚的なことも両方うまく採り入れてコツコツと積み重ねるタイプ」(堀井哲也監督)。実際、持ち前の探究心で・・・

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