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2020CHAMPIONS

村田真一(解説者/前巨人ヘッドコーチ)が分析 盤石V2を結実させた「投打」の原動力 「投手陣がしっかり試合をつくり、打撃は勝負どころで集中力を発揮」

 

エースの菅野智之、四番・岡本和真を除けば、突き抜けた数字を残している選手は多くない。最後は手間取った感はあるが、それでも2位を引き離しての独走Vであった。原ジャイアンツ連覇を支えた、投打にバランスの取れた戦力を元ヘッドがチェックする。
写真=BBM

マスクをかぶった試合で勝つことで、大城は自信を深めていった


【投手】先発2本柱とリリーフ陣


 10月に入り中継ぎ陣が失点し数字は下がったものの、チーム防御率はリーグトップの3.39(成績はすべて10月30日時点)と安定していました。先発は開幕13連勝の菅野(菅野智之)と、1年間先発ローテを守った戸郷(戸郷翔征)の躍進に尽きます。戸郷に関しては、体は鍛えていたとはいえ、まだ20歳の若者です。夏場にバテるんだろうな……と見ていたから、よく頑張ったと思います。

 優勝を狙うチームがやってはいけないのが3連敗。悪くても1勝2敗でいきたい。卓上では「3連勝すれば……」と計算しがちだけれど、年間を通して同一カード3連勝はそうあるものではありません。いかに2勝1敗で貯金を積み重ねていけるかが、カギです。そうした意味で、6連戦のアタマで菅野が勝ってくれたので、チームはいい雰囲気で1週間をスタートさせることができた。これはシーズンを戦う上で、想像以上に大きいことです。サンチェスも8勝と勝ち星を重ねましたが、彼は6、7月が3勝止まり。シーズン序盤から勝ちをもたらした菅野、戸郷の存在が大きかったでしょう。

 そして、今年は何より、・・・

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