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FOCUS ON THE NIPPON SERIES

識者の視点・PART2 達川光男「セ・リーグがパ・リーグに勝とうと思ったら並大抵の努力では駄目だと思いますよ」

 

第1戦の2回表、菅野が栗原に先制2ランを浴びる。この時点でシリーズの行方は大きく傾き、このゲームの結果によって、シリーズのすう勢は決定的となった


菅野で落としたことで今年の巨人は終わった


 巨人にしてみたら、2年連続の4連敗というのは、相当ダメージがあると思いますよ。しかも、接戦もなくて。1対4とか、1対5の試合も見ている人にワンサイドに感じさせるようではいけんよね。

 去年の悪夢を払しょくするためにも、やはり最初の試合の菅野(菅野智之)で勝って勢いをつけたかった。それが栗原(栗原陵矢)に2ランを打たれ(下記参照)、打つほうは千賀(千賀滉大)に牛耳られて。菅野で2つ勝てる目算が立てば、また戦い方も違ってきたかもしれないけれども、極端に言えば、菅野で落としたところで、今年の巨人の日本シリーズは終わりました。

 第2戦以降の先発は、シーズン終盤の好調を買ったんでしょうけど、今村(今村信貴)にしても、サンチェスにしても、畠(畠世周)にしても、パ・リーグの主戦ピッチャーに比べたら、ボールの力も、コントロールも落ちる。ソフトバンクのバッターは、見下ろして打席に立っているような感じさえしました。畠なんて、柳田(柳田悠岐)に初球のフォークをホームランされて、青い顔しとったからね。

 ソフトバンクの守りでは、やはり甲斐の存在が大きかった。4試合で4点しか取られていないんだから。巨人は足も使えなかった(盗塁0)。リードも冴(さ)えていました。第1戦・・・

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