菊池涼が二塁手で初めて守備率10割を記録したが、チーム全体は堅守には遠かった
投手力 PITCHING REVIEW
開幕時に準備していたスコットに始まり、
菊池保則、
一岡竜司と、シーズン前半はクローザーに指名した投手が次々と逃げ切りに失敗。接戦でリードしたゲームをほとんど取れなかったことが、チームが勢いに乗れない大きな要因となった。8月下旬から
フランスアがクローザーとして安定、若手の
塹江敦哉、
ケムナ誠とともに勝ちパターンの継投が機能するようになったが、時間がかかり過ぎた。
先発陣も、
クリス・ジョンソンが開幕から調子が上がらず、まさかの7連敗、
大瀬良大地がヒジの故障で手術と、9月に入って左右の両輪が戦列離脱。
野村祐輔も開幕当初と10月半ば以降は戦列を離れ、苦しいやりくりとなった。
そんな中で頑張りを見せたのが、ルーキーの
森下暢仁。無四死球完封勝利を含む10勝をマークし、防御率もリーグ2位の1.91を記録した。また、
九里亜蓮も自身初の規定投球回に到達し8勝。
遠藤淳志は1年間先発ローテーションは守ったが、5勝にとどまった。
攻撃力 HITTING REVIEW
チーム打率.262、チーム得点523はいずれもリーグ2位と、一定の成績は収めた。
特にシーズン前半は・・・
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