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2020年プロ野球ペナントレース総括

公式戦出場全選手レコード付き日本ハム・2020年ペナントレース総括 攻撃陣は主力勢が結果を残すもディフェンス崩壊で5位に低迷

 

節目の通算250本塁打を放った中田は勝負強い打撃で勝利を手繰り寄せた


投手力 PITCHING REVIEW


 チーム防御率4.02はリーグ4位。16年ぶりの4点台に落ち込んだ。先発陣は有原航平上沢直之バーヘイゲンがチーム最多の8勝をマーク。規定投球回に達したのは有原のみだが、大ケガから復活した上沢、来日1年目で防御率3.22、奪三振率9.27 と好投したバーヘイゲンがローテーションを支えたのはうれしい誤算といえる。ただ先発6枚はそろわず、マルティネスが2勝7敗と期待を裏切った。

 強みだった救援陣の失敗も痛手となった。19年に60試合登板の石川直也が右ヒジ手術で一軍登板ゼロ、61試合登板の公文克彦は不振に陥った。19年、25セーブを挙げた守護神・秋吉亮も20年は1勝2敗12セーブ、防御率6.37と不調で9月以降は配置転換。代わりに抑えに回った宮西尚生が数々の記録を達成し救援陣を引っ張ったが、リリーフ防御率は4.00で不安定なブルペンとなった。49試合に登板した玉井大翔は万全を期してオフに右ヒジを手術。21年は「勝利の方程式」復活なるかがカギだ。

攻撃力 HITTING REVIEW


 攻撃陣はチーム打率.249でリーグ2位・・・

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