チームトップの10勝を挙げ、防御率は1.91をマークしてセ・リーグ新人王に輝いた広島の森下暢仁。新人の2ケタ勝利と防御率1点台の同時達成は1966年の堀内恒夫(巨人)以来だった。その凄みはどこにあるのかをヒモ解いてみよう。 S村上は9の0、4三振
防御率が1点台とあって、何と言っても目立つのはその安定感だ。18試合に先発したが、先発投手の責任回数と言われる5回に満たずに降板したのは1試合のみ。先発投手の評価基準であるクオリティースタート(QS=投球回6回以上、自責点3点以下)は18試合中14試合、78%の高率だ。さらにハイクオリティースタート(HQS=投球回7回以上、自責点2点以下)に限っても10試合あり、56%と半分を超えている。
それを可能としているのは、当たり前のことだが・・・
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