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2020年プロ野球ペナントレース総括

公式戦出場全選手レコード付き ロッテ・2020年ペナントレース総括 3割打者は不在でチーム打率はリーグ最下位も勝負強さを見せてAクラス入り

 

シーズン半数に迫る52試合に登板した抑えの益田直也。守護神の安定感が“終盤勝負”のチームの戦い方を確立させた


投手力 PITCHING REVIEW


 2年連続で開幕投手を務めた石川歩がシーズン初勝利まで7試合を要したものの、その間の平均投球回は6.3回とゲームメーク能力は健在。初勝利から6連勝と、先発ローテの柱として奮闘し、楽天からFA加入した美馬学も規定投球回に到達して自身3年ぶりの2ケタ10勝(4敗)を挙げて勝ち頭に。新背番号18を着けた二木康太も開幕直後に不振で二軍落ちを経験したもののシーズン中盤から安定感を増し、小島和哉岩下大輝ら若手も台頭して安定した先発ローテを組めた。

 救援陣も盤石だった。開幕当初はジャクソンがセットアッパーを務めるも、7月に緊急退団。すると、故障復帰した唐川侑己が奮起して勝ち継投入り。ハーマンが故障離脱すれば、9月に巨人からトレード加入した澤村拓一が“8回の男”となり、7回・唐川、8回・澤村、9回・益田直也の必勝継投を確立。益田がリーグ3位の31セーブなど、チーム救援防御率は3.30と“逆転の”と形容されるチームをブルペンが支えた

攻撃力 HITTING REVIEW


 開幕2戦目に・・・

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