一時、四番にも座った栗原は、持ち前の勝負強い打撃で日本シリーズMVPに輝いた
投手力 PITCHING REVIEW
12球団トップの防御率は唯一となる2点台(2.92)。2020年は盤石なリリーフ陣にも引けを取らない先発陣の働きが光った。開幕当初こそ不安定さが露呈するも、7月7日にエース・
千賀滉大が復帰。シーズンが進むにつれて
東浜巨の安定感も増していき、投手3冠(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振)の千賀、2冠(最多勝、勝率第一位)の
石川柊太、東浜の3本柱を筆頭に、
和田毅、
笠谷俊介、ケガから復帰した
マット・ムーアも勝ち星を積み上げていった。終盤の12連勝中は11試合で先発が勝利投手に。しっかり試合をつくっての後続へのつなぎは、理想の展開と言える。
勝ち継投、40ホールドポイントで最優秀中継ぎに輝いた8回の
リバン・モイネロ、リーグ2位の32セーブを挙げた9回の
森唯斗への信頼度は、20年も変わらず。7回には
高橋礼や
岩嵜翔ら、その時々で状態のいい選手が入り、
嘉弥真新也が1イニングを任されることもあった。2年目の
泉圭輔は、19年を大きく上回る40試合に登板。毎年故障者などの影響でメンバーを変えてはいるものの、決してコマ不足に陥ったり大崩れすることがないのは、選手層の厚さゆえだ。
攻撃力 HITTING REVIEW
例年にないタイトなスケジュールだからこそ・・・
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