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2021キャンプとれたて直送便!

2021キャンプとれたて直送便! セ・リーグ編

 

例年より少し短いオフを経て、2021年も球春が到来。新型コロナの影響により無観客、厳戒態勢でのキャンプインとなったが、選手、首脳陣、ファン……個々の心は熱く燃えている。2月1日、各チームは新たなシーズンをどのような形でスタートさせたのか。

巨人・次期キャプテンへの登竜門?宮崎では岡本和真がリーダーシップを発揮


原辰徳監督から“宮崎キャンプキャプテン”に任命された岡本和真は、元気に若手主体の一軍本隊を引っ張る。自覚は十分!?[写真=小山真司]


2月1日、セ・リーグ王者が異例の形でリーグ3連覇&日本一奪回へ向けたスタートを切った。若手主体の一軍本隊が宮崎で、ベテラン&主力組で構成される一軍S班が東京ドームでと、コロナ禍ゆえの分散キャンプ。注目ポイントも分散されたが……。

 晴天に恵まれた南国の地で、ひときわ目立ったのが昨季2冠で不動の四番ながら「まだまだ若手(25歳)」の岡本和真だ。キャンプイン前日、宮崎入り直後に原辰徳監督から「お前さんに頼むからな」と“宮崎キャンプキャプテン”に指名を受ける。本来のチームキャプテン・坂本勇人がS班スタートゆえの特別措置だが、その坂本からも実力、昨今の言動を認められ、「次の候補」と期待される若大将にとっては、ちょうどよい予行演習と言えるだろうか。

 そんな岡本も自覚は十分。「宮崎は若手中心なので、プレーでも行動でも引っ張っていけるように頑張ります。1人でも多く、(一軍2次キャンプ地の)沖縄に行けたらいいと思います」と、初日の午前中からハードなメニューの本隊を力強く引っ張った。

 ランニングでは先頭を若手に譲り、声を出すように圧力(?)をかけたが、・・・

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