週刊ベースボールONLINE

12球団背番号物語2021

12球団背番号物語・ソフトバンク 大阪から福岡へと移り変わった中で伝統にプラスして新たな流れも続々

 

南海が黄金時代も暗黒時代も過ごした大阪から、1989年に福岡に移転。今ではすっかり地元に根付き、チームとともに背番号も、新しい歴史を築いている。
※本文中のカッコ内の年号は、その球団内でその番号を着けた年数。登録名は代表的なもの。データは2月10日時点

「7」中村晃


イメージチェンジも


 福岡移転後、苦しい時期を乗り越え、4年連続日本一に輝く常勝軍団へと成長。強さを追求しながら、背番号も個々の色を見せる。

 いまやチームを象徴する番号となったのが9だ。南海時代は堀井数男(1946-65)が20年にわたり着け続けたが、福岡の地では小久保裕紀柳田悠岐が代表格。主砲としてチームを引っ張り、存在価値を高めた。以前は持ち主をコロコロ変えていた7も、井口資仁(97〜2000年は忠仁)が8年、中村晃が7年と背負うことでヒットメーカーの印象を強くした。5には岡村俊昭(46-55)や穴吹義雄(56-68)、藤本博史など監督やコーチまで務めた選手という共通点があり、8は河埜敬幸(75途-89)以降、主として内野手が背負う。

 ほかにも・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング