1936年に創設された日本屈指の人気と伝統を誇る阪神タイガース。背番号の歴史では投手、野手に区分けはなかったが、現在は前任者の色を継承する方向へ変わりつつある。 ※本文中のカッコ内の年号は、その球団内でその番号を着けた年数。登録名は代表的なもの。データは2月10日時点 前任者の色も引き継ぐ
今季、背番号変更した複数選手とルーキー選手の背番号からチームの一貫した考えが見て取れる。まずルーキーでは、即戦力のスラッガーとして入団したドラフト1位の佐藤輝明が8を着ける。昨季までは同じ左のスラッガーで
中日に移籍した
福留孝介が背負っていた。以前には、
田尾安志(87-91)、
片岡篤史などの左のスラッガーが活躍し、8=左の強打者のイメージが出来上がった。チームリーダーでもあった福留退団後すぐの継承だけに、チームとしての期待の大きさがうかがえる。
リリーバーとして安定感抜群の投球でチームをけん引している
岩崎優も今季から主力投手の背番号を背負う。昨季まで67という大きな番号を着けていたが、今季からは
葛西稔(90-02)、
榎田大樹などが着けた・・・
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