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衝撃のROOKIES 新風を吹き込む男たち

黄金ルーキー佐藤輝明は本物か!? プロの試練に打ち勝てるか!?

 

とんでもない飛距離の本塁打を打ったと思えば、何打席も連続で三振を喫する。それでも常にフルスイングを貫く阪神の黄金ルーキー・佐藤輝明。その打撃は本物なのか!? 今後の完全覚醒に必要なものは何か――。ここでは野球解説者3人に投手の目線、打者の目線から語ってもらう。投手目線では阪神OBの藪恵壹氏に。打者目線は、3月27日のヤクルト対阪神戦のテレビ解説をした高木豊氏に、そして立浪和義氏には連続写真の解説で本物度に迫る。
(連続写真の解説はこちら)


【解説者の視点 投手編】藪恵壹氏 投手に「投げ間違いができない」と思わせる打者。詰まっても本塁打の恐怖


 パワーやバットスイングの速さなどは外国人打者に匹敵するものがありますし、配球面でも外国人に対する考え方に近い。つまり佐藤輝明は新人ではなく、外国人打者と思っていたほうが、投手としては対策を立てやすいと思いますね。

 例えば、内角の高めを空振りしたとします。日本人打者なら、真っすぐを意識しているな、と感じるので落ちる球系を投げると有効になります。しかし外国人打者の場合は・・・

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