とんでもない飛距離の本塁打を打ったと思えば、何打席も連続で三振を喫する。それでも常にフルスイングを貫く阪神の黄金ルーキー・佐藤輝明。その打撃は本物なのか!? 今後の完全覚醒に必要なものは何か――。ここでは立浪和義氏による連続写真の解説で本物度に迫る。 割れもできている
非常に力強く佐藤選手の長所がよく分かる連続写真だと思います。
今は苦しんでいますが、新人ですし、相手が研究し、厳しく攻めてくる公式戦は、オープン戦のようにはいきません。首脳陣も想定の範囲内ではないでしょうか。粗っぽさはありますが、振る力があり、強いスイングができる将来性豊かなバッターだと思います。
ゆったりとした構えからボールをしっかり呼び込み、タイミングを取っているのが彼の特長です。加えてステップ幅が狭いのもいいですね。強く打ちたいという意識があると、どうしても広くなりがちなのですが、それでは体の回転がうまくできず逆効果です。
さらに連続写真を見てもらっても分かるように・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン