伝統を紡ぎながら、ときに斬新なデザインに振り切り、また原点へと回帰──。ベースは“シンプル”も、細部にこだわりを見せる。 毎日オリオンズ[1950〜1957] - 大毎オリオンズ[1958〜1963] - 東京オリオンズ[1964〜1968] - ロッテ・オリオンズ[1969〜1991] - 千葉ロッテマリーンズ[1992〜] 【Best1 1973〜1991年モデル】19シーズン愛用&74年日本一の戦闘力
HOME 1973〜1991 村田兆治
金田正一監督が就任した73年から着用。指揮官はユニフォームにもこだわり、チームカラーの紺・赤・白のトリコロールカラーを使用した
VISITOR 1973〜1991 落合博満
ビジター用は地がブルーに胸文字はホーム用と同じく『LOTTE』。新素材のダブルニットに、パンツのラインも生地にはめ込む形と、最先端の技術を駆使
金田正一監督が就任した1973年。新ユニフォームとして新素材のダブルニットを使用することが決まっていたが、新指揮官が自らデザインを買って出た。チームカラーの紺・赤・白のトリコロールカラーを使用。特にこだわったのがラインだった。パンツのサイドからボディにかけて側線を入れるアイデアを提案。しかも、上からラインを乗せるのではなく、生地にはめ込んでほしいという注文を出した。伸縮性の高いダブルニットの特性を生かしたアイデア。ベルトも赤を使用するなど、最先端の技術を駆使して工夫を凝らすなど、金田監督は新ユニフォームとともに船出した。
すると・・・
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