3月26日から約1カ月、20試合超を消化した。4月18日終了時点でチーム打率が.250を超えるのが1球団だけと、全体的に投高打低の様相を呈しているが、果たしてどうか。ここでは12球団序盤戦の打線を統括しつつ、新型コロナ禍で足止めされていた外国人選手たちが続々合流したことで、今後起こり得る変化を見ていこう。
※記録はすべて4月18日終了時点。MIPはチーム内序盤戦MIP。KEYは今後の打線のKEY PERSON。


【チーム打撃成績】21試合9勝8敗4分

【編集部評価】90/100点

しっかり軸が機能

　開幕5連敗を喫した際は、決定打が出ずに苦戦を強いられたが、打順を組み換えるなどして徐々に復調。4月1、2日には2試合連続16得点を挙げるなど、得点力は上がっていった。そんな中で、変わらぬ打順が2つある。1つは一番・荻野貴司だ。打率、出塁率とも低調で、盗塁も3と数字こそ低いも、巧みに軽打を放ち、塁に出すと厄介な存在。そんなリードオフマンに相手バッテリーが警戒を強めるのは、二番に座る助っ人の存在も大きい。開幕3試合目からマーティンが二番に入り・・・