週刊ベースボールONLINE

2021序盤戦 現状の採点&明るい材料は?

ヤクルト・主力3人離脱も快進撃!二番・中村が機能/12球団打線CHECK

 

3月26日から約1カ月、20試合超を消化した。4月18日終了時点でチーム打率が.250を超えるのが1球団だけと、全体的に投高打低の様相を呈しているが、果たしてどうか。ここでは12球団序盤戦の打線を統括しつつ、新型コロナ禍で足止めされていた外国人選手たちが続々合流したことで、今後起こり得る変化を見ていこう。
※記録はすべて4月18日終了時点。MIPはチーム内序盤戦MIP。KEYは今後の打線のKEY PERSON。


【チーム打撃成績】19試合8勝8敗3分

【編集部評価】80/100点

危機意識で団結


 打線の中心だった青木宣親内川聖一、そして川端慎吾が、新型コロナ陽性判定を受けた西田明央の濃厚接触者と判断され、離脱を余儀なくされたのは、3月31日。開幕3連敗を喫し、打線に課題が見えた直後だった。2人の安打製造機、そして代打の切り札の離脱で、攻撃力大幅減は必至。万事休すかと思われた。しかし、その危機を救ったのが、「二番・中村悠平」だった。

 開幕から打撃好調だった扇の要を二番に据えた打線は、さっそく機能。3月31日のDeNA戦(横浜)では・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング