3月26日から約1カ月、20試合超を消化した。4月18日終了時点でチーム打率が.250を超えるのが1球団だけと、全体的に投高打低の様相を呈しているが、果たしてどうか。ここでは12球団序盤戦の打線を統括しつつ、新型コロナ禍で足止めされていた外国人選手たちが続々合流したことで、今後起こり得る変化を見ていこう。 ※記録はすべて4月18日終了時点。MIPはチーム内序盤戦MIP。KEYは今後の打線のKEY PERSON。 【チーム打撃成績】19試合8勝8敗3分
【編集部評価】80/100点 危機意識で団結
打線の中心だった
青木宣親や
内川聖一、そして
川端慎吾が、新型コロナ陽性判定を受けた
西田明央の濃厚接触者と判断され、離脱を余儀なくされたのは、3月31日。開幕3連敗を喫し、打線に課題が見えた直後だった。2人の安打製造機、そして代打の切り札の離脱で、攻撃力大幅減は必至。万事休すかと思われた。しかし、その危機を救ったのが、「二番・
中村悠平」だった。
開幕から打撃好調だった扇の要を二番に据えた打線は、さっそく機能。3月31日の
DeNA戦(横浜)では・・・
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