週刊ベースボールONLINE

NEW-WAVEが到来 阪神タイガース2021

【特集コラム】今年の虎は2002年?2003年?

 

2002年

開幕の巨人戦は井川が完投勝利。星野監督[背中]と抱き合う


 阪神の開幕からの独走となると、思い出すのが2002年と03年だ。02年は、巨人が原辰徳監督1期目の初年度で、独走で優勝を飾ったシーズンだが、開幕から飛び出したのは、阪神だった。

 それまで4年連続最下位、しかも99年からはヤクルトで黄金時代を築いた名将・野村克也監督を招きながらの3年連続最下位だ。まさにどん底のチームを引き受け、指揮を執ったのが、中日監督を辞めたばかりの闘将・星野仙一だった。

 対巨人の開幕戦(東京ドーム)、完投勝利の井川慶を満面の笑顔で抱きしめたシーンは今も語り草だ。そこから連勝がスタートし、7連勝。3.4月は17勝8敗1分けで開幕ダッシュに成功する。5月は12勝10敗0分けと勝ち越し、一時は2位に落ちた時期もあったが、5月終了時点では首位を守っていた。地獄を見たのは・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング