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ドラフトTOPICS【大学生編】

明大・森下、早大・早川を継ぐ法大・三浦銀二の主将魂 背番号「10」の系譜

 

法大の主将・三浦は今春の開幕戦となった慶大1回戦で、リーグ史上62年ぶり3人目の「ノーヒット・ワンラン」を達成した[写真=長尾亜紀]


 1925年秋に創設された東京六大学野球に背番号が制定されたのは、59年春である。かねてから学生野球界では「野球ファンならば、背番号がなくても、顔で分かるだろう」との風潮が根強く残っていたという。プロ野球は創設(36年)からだが、高校野球は53年夏、東都大学野球は55年秋に採用されている。東京六大学において監督は「30」、主将は「10」に固定され、現在も変わらない。

 伝統ある背番号10のプレッシャーは、着けた者にしか分からない。2021年。法大は150キロ右腕・三浦銀二(4年・福岡大大濠高)が主将に就任した。法大で投手がキャプテンの大役を担うのは、92年の左腕・小田弘昭(福岡大大濠高)以来である。

 法大の「29年ぶり」とは・・・

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