週刊ベースボールONLINE

2021球場物語 12球団本拠地の今と昔

【明治神宮野球場】年間約300試合を消化するアマチュア野球の聖地

 

甲子園に次ぐ95年の歴史を誇る、アマチュア野球の聖地だ。今もなお大学野球とプロ野球で併用され、その回転率は日本一。2032年までに、大規模な移設・改築を予定している。


“神宮外苑花火大会”で打ち勝つ


 両翼97.5メートル、中堅120メートルの神宮は、12球団の本拠地の中でも小さい部類。特にフェンス高3.3メートルはかなりの低さで、本塁打が出やすい球場と言える。投手には不利だが、現在は山田哲人村上宗隆、過去には池山隆寛ら、ホームランバッターが育ちやすい土壌ではある。両チームで何発も本塁打が飛び出すこともしばしばで、時折・・・

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