週刊ベースボールONLINE

2021交流戦大展望

DeNA・苦戦覚悟もチーム浮上のきっかけをつかみたい/12球団交流戦展望

 

セ・パが火花を散らす交流戦の舞台が、2年ぶりに戻ってくる。過去15年の通算成績ではパが1102勝に対してセが966勝と、パの圧倒的優位が続いている。この勢力図を変えるチームや“交流戦男”は現れるのか。5月25日から始まるセ・パ交流戦。12球団の戦力をチェックしていく。

故障者も多く、勝利を積み重ねられない。三浦監督の苦悩は続く


【2019交流戦】 4位
10勝 7敗 1分 勝率.588

よみがえる苦い思い出


 DeNAにとって交流戦は苦い思い出ばかりが残る。悪夢としてよみがえるのが2015年だ。この年、5月は16勝10敗と好調で首位を快走しながら、交流戦でつまづいた。パ・リーグの6球団にコテンパンにやられ、3勝14敗1分(勝率.176)で交流戦史上最低勝率を更新してしまった。ソフトバンク戦では、現指揮官の三浦大輔が、柳田悠岐から横浜スタジアムのスコアボードを破壊される特大アーチを浴びたのも記憶に新しい。

 しかしながら、セ6球団にとって鬼門の交流戦も、短期シリーズで勝ち越すことができれば、それは如実にリーグ順位へ反映される。2年前、交流戦3位の巨人がリーグ優勝を飾り、10勝7敗1分で4位の好成績だったDeNAは、交流戦を足がかりに・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング