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猛虎順風 タイガー気流上昇中

Vのカギを握る猛虎戦士[Part1]佐藤輝明 猛虎を上昇気流に乗せる男

 

この男の豪快なスイングと飛距離がチームに勢いをつけているのは間違いない。開幕して約2カ月、四番も務め、すべてにおいてチームに欠かすことのできない男になっている。
※成績は5月16日現在

打席ではルーキーとは思えないふてぶてしさを感じさせ、迫力抜群のスイングで相手投手に脅威を与え続ける佐藤輝。四番としても申し分ない数字を残している[写真=早浪章弘]


[2021成績】40試合40安打10本塁打31打点2盗塁、打率.272

神色自若な黄金ルーキー


「第107代四番」の重圧も、この男には関係ない。佐藤輝明は初めて四番・三塁で出場した試合で、史上初の快挙達成。5月2日の広島戦(甲子園)。2点を追う5回無死満塁。体勢を崩されながらも踏ん張った。最後は右手だけで振り切ると、打球は右翼ポール際へ吸い込まれた。

 四番で初出場した新人が満塁本塁打を放つのは、プロ野球史上初。「四番という打順はチャンスで回ってくることが多い。最高の結果を出すことができて良かった」。この日は「体験入部」。四番・大山悠輔が、休養日のため欠場。矢野耀大監督は・・・

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