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昇竜の記憶 中日ドラゴンズ85年史

強竜戦士列伝 1936-2021 【二塁手・三塁手・遊撃手】

 

長い歴史の中には、忘れられない名前がたくさんある。ここではポジション別に、そのほんの一部を紹介していく。
※情報は5月27日現在。名前横は選手での中日在籍年。登録名は代表的なもの。ポジション別出場試合の現役選手は2020年終了時点

[井上登[1953-61.67]


【二塁手】最多出場はミスター竜・高木守道


 背番号51にこだわったシュート打ち名人・井上登が1954年の優勝メンバー。ただ、史上最高のセカンドとも言われ、球団最多通算2179試合を守った高木守道に勝る者はいない。60年入団で小柄ながらパンチ力のあるバッティングで通算2274安打、236本塁打をマークするとともに、盗塁王3回の俊足選手だった。この人の魅力は、やはり守備。堅実さに加え、華麗さやアグレッシブさもあり、超ロングのバックトスは、もはや芸術だった。以後、82年のVイヤーの上川誠二らがいたが、やや小粒。高木に匹敵するとしたら96年入団の・・・

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