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いざ東京2020オリンピック

日本代表、どう戦う? 戦力分析&展望 “ストロングポイントは投手力”が霞む攻撃力に期待

 

ここでは日本代表チームに注目。稲葉篤紀監督は選出した24人をどのように起用するのか。戦い方を予想してみよう。
※6月25日時点

【POINT.1】投手起用


【投のKEY-MAN】田中将大

稲葉篤紀監督は、菅野智之とともに先発投手陣をけん引することを期待する。ペナントレースでは勝ち星こそ恵まれないが、投球自体は問題なし。チーム随一の日の丸経験を誇る


 日本のストロングポイントが、投手を中心とした堅守であることに変わりはない。メンバー発表時点で一部コンディションが伴わない選手もいるが、大会は1カ月先。稲葉篤紀監督は調整力を含めて評価し、11人の投手陣をピックアップした。

 投手起用で悩ましいのが変則日程だ。勝敗次第で決勝までの試合数、間隔が変わるため、必要とされる先発投手の数も変わる。招集された11投手のうち、現在先発を専門とするのは6人。ここでは最大で5人が必要と想定する。アンダースローの青柳晃洋は、第2先発・ロングリリーフの一番手として待機と予想。稲葉監督も認める重要な役割(※指名したわけではない)だ。全勝で決勝までたどり着けば、5試合のみで、3人でローテーションが可能。残り2人はロング対応を想定したリリーフに回ることになりそうだ。

 起用法は直前合宿時点での状態を見て判断する旨、稲葉監督は明かしているが・・・

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