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日本代表とオリンピック 栄光と挫折の記憶

2008年北京五輪【メダル獲得なし】「金しかいらない」の結末

 

ここからは1984年のロサンゼルス以降に行われた7度のオリンピックをすべて振り返ろう。

韓国との準決勝、2対2の8回に岩瀬仁紀イ・スンヨプに2ランを浴びる。捕手は矢野輝弘


オールプロの屈辱


 2007年1月、日本代表監督に就任した星野仙一監督は記者会見で「『金メダルしかいらない』ということでいいんじゃないでしょうか」と発言した。前年のWBCで日本が世界の頂点に立ったことを意識した発言、しかしファンの期待も高かった。

 予選を兼ねた第24回アジア野球選手権ではオリンピック出場枠が「1」しかない中、チャイニーズ・タイペイを破って本戦への出場権を危なげなく手にする。

 ただし、良かったのはここまで・・・

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