現在、速球王の基準は100マイル、160キロ超えになる。ここではNPB現役選手のキャリアを紹介する。抑え投手が多い中、ソフトバンク先発・千賀滉大の161キロは光る。(DeNAのエスコバーはインタビューあり) 【165キロ】コルニエル [広島/2021年]
6月20日のDeNA戦(東京ドーム)の5回、二死一、二塁で
大和にカウント0-2から投じた外角高めのストレート(空振り三振)で165キロをマーク。
大谷翔平(現エンゼルス)が
日本ハム時代の2016年に記録したNPB最速に並んだ。ドミニカ共和国出身だが、上半身に頼った感じでない日本人的なフォームで投じるのが特徴。
【164キロ】T.ビエイラ [巨人/2020年]
ブラジル出身選手で4人目のメジャー・リーガーとなった右腕。「最速167キロ」の触れ込みで昨季来日し、当時は制球難だったが確かに速かった。日本シリーズではPayPayドームで164キロを計測。誰もが認める練習の虫で、その後、制球にも磨きがかかり、今季のストレートのアベレージは156.7キロ。現在はクローザーを任されるまでに成長した。
【163キロ】スアレス [阪神/2021年]
淡々と150キロ後半の真っすぐを投げ込み打者を圧倒する虎の絶対的クローザー。昨季は150キロ台後半が多かったが、今季は160キロを計測する試合も多い。特に中2日以上登板間隔が空いたときなどは、ギアを上げ、常時160キロを超えてくる。そして6月8日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、自己最速&球団最速となる163キロを計測した。
【162キロ】藤浪晋太郎 [阪神/2020年]
高校のときには夏の甲子園決勝で153キロを出した剛腕。今季は・・・
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