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侍ジャパン 金メダル獲得への道

【GAME REVIEW】決勝・対アメリカ 継投ハマり5投手でゼロ封リレー 無失策の内野陣とともに守り勝ち

 

ここでは侍ジャパンの金メダル獲得までの道のりを振り返る。

緊張感あふれる決勝の先発を任された森下。緩急をつけた投球と強気の攻めで5回を無失点に抑えた


2021.08.07 @横浜スタジアム 決勝
19時開始 試合時間 3時間00分

勝:森下暢仁[2勝0敗0S]
S:栗林良吏[2勝0敗3S]
敗:N.マルティネス[1勝1敗0S]
バッテリー:アメリカ=N.マルティネス、R.ライアン、S.マグカフ - M.コロズバリ 日本=森下暢仁、千賀滉大伊藤大海岩崎優、栗林良吏 - 甲斐拓也
本塁打:村上宗隆1号


 悲願の金メダルを引き寄せたのは、伝統的に日本のストロングポイントである、投手力と守備力だった。ノックアウトステージ初戦(8月2日)では、延長タイブレークまでもつれ込む接戦を演じたアメリカとの再戦。最終スコア7対6が示すように、初戦は互いに点を取り合う展開となったが、決勝は先発を託された森下暢仁が、打ち合いを許さなかった。最速151キロのストレートに、カーブ、カットボールなど緩急をつける丁寧な投球。特に110キロ台のカーブを要所で使い、約40キロの緩急差でアメリカ打線を手玉に取った。

「立ち上がりをうまく入れて本当に良かったです」と初回、三者凡退でスタートすると・・・

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