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猛虎炸裂 新ダイナマイト打線で突き進め

本塁打量産の秘密はどこに?連続写真に見る佐藤輝明(阪神)のテクニック/黄金ルーキーに迫る

 

阪神の球団新人最多本塁打記録を塗り替えた打撃の秘密はどこにあるのか。フォームから怪物新人のストロングポイントを探っていこう。

【チェックポイント】[1]軸足6:右足4 グリップの位置高い


【チェックポイント】[5]上半身をひねり始める


ねじれが解消中


 ペナントレース再開後、早々に田淵幸一さんの持つ阪神の球団新人最多本塁打記録を更新(23本)しました。チームが首位を走る中で、そして、新人とは言えマークが厳しくなっていく中で、この記録は立派です。阪神は8月23日終了時点でちょうど50試合を残しています。30本を超えてこの記録をどこまで伸ばしていけるのか。注目のポイントです。

 写真(ホームユニフォーム[1]〜[20])は開幕間もないころのもので、これが佐藤選手本来の打撃フォームだと思います。このフォームでも3〜5月は13本塁打と量産していますが、一方で三振の数もこの3カ月で68(現時点で131)とリーグ断トツでした。打率もなかなか上がってこないことも影響したのか、前半戦途中から少しずつフォームを改善していっているようです(本人によれば1打席1打席微調整を行っているそう)。

 それらの変化を含めて、佐藤選手のフォームを見ていきましょう。まず、写真[1]です。やや上段に構え過ぎかな? とも思いますが

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