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至高のグラブ

久保田スラッガーでオリジナルの相棒を! オーダーグラブができるまで

 

久保田スラッガーのグラブは、スポーツ用品店などで売られている定番品も、自分の好みに合わせてカスタマイズできるものも、すべて手作業で製作されている。今回は実際に、久保田スラッガー社でオリジナルグラブをオーダー。注文から完成までの過程を追った。
取材・構成=依田真衣子 写真=太田裕史
※感染症対策は十分に行い、撮影時のみマスクを外しています



オーダーグラブができるまで


1.まずは革を裁断していく。刺繍はこのあと、外部の専門業者に委託して入れてもらう

[左下]裁断で使用する型。型番の数だけ存在する


2.裁断した革をすく作業。金属が輪転している機械の中に入れていく

[下]パーツによって薄さが変わる


3.捕球面に刻印を入れる

[下]約240度の熱で、インクを焼き入れ


4.裁断、刺繍、すき、刻印を終えたグラブのパーツたち

現場主義の精神


 学童野球からプロ野球まで、幅広い範囲で選手のプレーをサポートするのが、久保田運動具店(久保田スラッガー)のグラブだ。同社のオーダーシステムでは、選手の要望に合わせて、型から革の色、デザインなどを自由にカスタマイズできる。

 今回、千駄ヶ谷にある久保田運動具店の東京支店でグラブをオーダーしたのは、プレー未経験、ヤクルト担当の女性編集者。「まずはキャッチボールから始めたい」という要望には、営業部主任・小川久範さんが「ポケットが深いものなら、きちんとボールを捕れますよ」とKSN-AR4の型をオススメしてくれた。内野手用の型の一つで、実際にプレーする選手の声を聞きながら生まれた、最新の型だという。

 モノクロページ(雑誌掲載時)で伝わりにくいが・・・

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