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至高のグラブ

【エピローグ】BCL信濃・赤塚瑞樹 両投げグラブとともに、追い掛ける夢

 

特集の最後に紹介したいグラブがある。今季、BCL/信濃で活躍する赤塚瑞樹投手の両投げ用だ。11歳で購入以来、大切にしてきた“相棒”だ。
取材・文=岡田浩人

信濃・赤塚瑞樹


 独立リーグ・ルートインBCリーグの信濃グランセローズで珍しい両投げの投手が活躍している。赤塚瑞樹(麗澤瑞浪高-立大-BCL/滋賀)は今季、主に先発や中継ぎとして登板を重ね、右投げで最速145キロ、左投げで最速138キロを投げ込む。

 使っているのは6本指の両投げ用のグラブで、イニング間には左右の両方で投球練習を行い、マウンド上で器用にはめ替えている。

「もともとは右利きです。小学1年生で野球を始めましたが、小2のときに・・・

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