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至高のグラブ

ポジション別巧者のグラブ3 一塁手・ビシエド 少し大きめのサイズと中は柔らかい感触がベスト

 

野球の9つのポジションには特徴があり、グラブに求められる要求もそれぞれ異なる。現在、プロ野球の一線で活躍する選手たちはどんなグラブでプレーしているのか。巧者のグラブをここに紹介しよう。
取材・構成=牧野 正 通訳=桂川 昇 写真=前島 進、BBM

重量、サイズ、色と「すべて気に入っている」という現在の一塁ミット


Manufacturer MIZUNO

 どんなグラブであれ、一番大事なことは実際に手を入れて感触の良いこと、自分の中で「これはいい」と感じられることだと思う。ちょっと表現しづらいんだけど、少しでも違和感を覚えるようなら、そのグラブは違うということだ。

 僕は少し大きめのサイズが好み。そのほうが安心感があるし、捕球もしやすい。でも日本の選手の多くは自分の手に合った「ちょうどいい」サイズを好むよね。少しでも大きくなればそれだけ重くなるし、ハンドリングにも影響してくるだろうから。でも僕の場合は少し大きくてもノープロブレムだ。

 ミットの中の革は少し柔らかめのものを使って作ってもらっている。中でボールが動くのが嫌なんだ。だからしっかりとボールをキャッチできるように柔らかくしている。ただ、すべて柔らかいのは好きじゃない。外は逆に硬め、というよりも・・・

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