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至高のグラブ

ポジション別巧者のグラブ7 外野手・近本光司 外側は鮮やかなネイビーカラー 小さく機能性あふれる自信作

 

野球の9つのポジションには特徴があり、グラブに求められる要求もそれぞれ異なる。現在、プロ野球の一線で活躍する選手たちはどんなグラブでプレーしているのか。巧者のグラブをここに紹介しよう。
取材・構成=椎屋博幸 写真=早浪章弘、BBM

外野手用としては小さめで、鮮やかなネイビーと淵が金色のグラブ。使用2年目で「かなり完成度が高い」と近本


Manufacturer ASICS

 現在のグラブは、昨年アシックスさんにお願いして作ってもらい2年目に入りました。そのときお願いしたのは、小さめに作ってほしい、ということでした。僕の中で、このグラブの最大の特徴は、小ささにあります。内野手の三塁用ぐらいの大きさだと思います。悠輔(大山悠輔)のグラブと比べて見ましたが、僕のほうが少し大きいくらい。重さは、400グラム〜440グラムくらいにしてほしいとお願いしましたので、正式には分かりませんが、実際にそれくらいかと。

 なぜ小さいほうがいいのかというと、動きながら捕球に行くときに操作性が上がるからです。走る態勢へ入り、走り出して打球を追いかけるとき、スッとグラブがワキあたりに収まる感覚になれ、そのあとの体の動きがストレスなくスムーズになるからです。このグラブは2つオーダーしたのですが、1つは指を入れたときに少し小さく感じました。もう一つは・・・

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