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強力打線の軸となる男 スペシャルインタビュー

一番・塩見泰隆(外野手/4年目)インタビュー 万能な打者でありたい「チームに勢いを与えられるかどうかが、僕の1打席目に懸かっている」

 

まだ粗削りではあるものの、一発長打もあれば俊足も備える。強力打線の斬り込み役は、相手投手にとって非常に厄介な存在と言える。ただ、自身の成績に、決して納得はしていない。さらに上を目指し、優勝へのけん引役にもなるつもりだ。
取材・構成=依田真衣子 写真=桜井ひとし、BBM

長打あり、盗塁ありと、相手にとって厄介な一番打者である


実は苦手? 一番打者の重圧


 開幕戦となった3月26日の阪神戦(神宮)は六番・中堅で先発出場したが、オスナサンタナの新外国人が合流してからは、一番打者に定着。攻守走そろうこの男がリードオフマンとなったことで、打線は点から線となった。見事に強力打線の斬り込み役を果たしている。

──塩見選手の考える一番打者の役割というのは、どんなものですか。

塩見 やはり、出塁が一番大事だと思いますね。ヤクルトは、二番の青木(青木宣親)さん以降から、すごい打者が並んでいます。青木さんたちの前に僕が出塁することで、自然と得点は増えていきますから。

──昨季は主に五番を務めました。一番打者の難しさは感じますか。

塩見 正直、僕は一番打者ってあんまり好きじゃないんです。その試合の最初の打席に立つわけで、特にビジターでのゲームなら、1回表の最初に打席があります。やはり、“入り”というのはすごく難しいんですよね。出塁することもそうなんですが、チームに勢いを与えられるかどうかが、僕の1打席目に懸かっていると思うんです。そこが難しいなと感じますね。もちろん、一発目から相手投手に合わせていかなきゃいけない部分も難しい。正直に言うと苦手です(苦笑)。

──その初回の第1打席に入る際、何を意識していますか。

塩見 当然、一番良い結果はヒットです。塁に出ることが求められているわけですが、四球狙いというのはなかなかできることではない。なので、初球からヒットを打とうと、思い切り狙っていきますね。僕は小手先の技術というか、ファウルでカットして逃げたりする、繊細な打撃が苦手なので……。だからこそ、ヒットを狙って積極的に振っていきたいんです。この積極性というのは、僕の特長だとも思っていますし。まあ、言い換えれば短所でもあるんですけど……。

──ヒットで出塁するのが、最も理想とする一番打者の姿である、と。

塩見 理想は・・・

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