2年連続最下位から逆襲のVへ、勢いを増すヤクルト。しかし、今シーズンの始まりは開幕3連敗だった。新型コロナ禍にも苦しめられたシーズンだったが、チームは一つになって突き進む。今シーズンの記録と記憶を振り返っていこう。 ※成績は10月17日時点 開幕カードを3連敗でスタートしたが、見事な戦いを繰り広げ、優勝マジックを点灯させるまでに至った。
新型コロナの影響で新助っ人の来日が遅れ、さらに4月には陽性者との濃厚接触者と認定された青木宣親ら主力が離脱するなど、序盤から苦しい戦いが続いた。しかし、その間に
山崎晃大朗や
塩見泰隆らが台頭し、二番・
中村悠平の奇策がハマるなど、チームはむしろ一致団結。4月中旬に新助っ人が合流すると、強力打線は火を噴いた。
呼応するように、投手陣も粘りを見せる。
小川泰弘がエースの貫録を見せると、開幕一軍を逃した
石川雅規や
高橋奎二が好投。2年目の
奥川恭伸が急成長で先発の柱となった。中継ぎ陣も、クローザーの
石山泰稚が不調に陥るが、
マクガフが9回を担ってカバー。
清水昇や
今野龍太もフル回転でブルペンを支えた。
後半戦は奥川の好投で白星スタートを切ると・・・
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