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“チームスワローズ”全員でつかんだ頂点

ヤクルト・村上宗隆(内野手) チームを背負った、不動の四番「チーム全員で勝ちたいと思う気持ちは一致していました」

 

ここでは、6年ぶり8度目優勝を果たしたヤクルトの立役者たちをクローズアップする。

優勝を決めた10月26日のDeNA戦[横浜]は、村上が三邪飛をつかんでゲームセット


すべては「チームのため」


 昨季の開幕戦から、一度も四番の座を譲ったことはない。村上は「他球団の四番に負けないように頑張りたい気持ちがある」と話していた。個人成績で負けたくないという意味ではない。「チームとして負けないぞという感じ」。自らのバットでチームを勝利に導くことを、四番打者の責任だと考えている。

 就任以来、全試合で村上に四番を任せている高津臣吾監督は言う。「打つのも四番、重圧が掛かるのも四番。打てなかったら点が入らないのも四番。それは背負っていかないといけない」。とてつもないプレッシャーがあったはずだが、今季、村上は自己最多を更新する39本塁打、112打点。何度も殊勲打を放ち、何度もお立ち台に上がってきた。

 だが「今年に関しては・・・

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