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“チームスワローズ”全員でつかんだ頂点

Vの立役者たち! 健闘を見せたヤクルト投手陣

 

強力打線がクローズアップされがちだが、投手陣の底上げもVへの大きな力になった。先発、中継ぎともに次々と新戦力が台頭しチーム防御率は昨季の4.61から、3.45まで改善した。
※成績は優勝決定時点

投手陣だけで優勝記念撮影。最年長の石川雅規を中心に、笑顔がはじけた



緻密な投手起用計画


 優勝の要因は、投打で戦力を底上げできたからにほかならない。2年連続最下位だった2019、20年は、チーム防御率、打率ともにリーグワーストで、最下位に沈んだのも当然と言える。だが、今季はどちらも同3位の成績。大幅に数字を改善して、リーグ優勝を果たした。

 特に、投手陣の底上げは長年の課題だった。ここまで良化した理由は、やはり高津臣吾監督の徹底したマネジメント力にあるだろう。

 開幕当初は・・・

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