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新体制で挑む。チームが変わる、彼らが変える!

西武・“機能”を重視した6年目の辻政権 42年ぶり最下位からの逆襲へ

 

「一度、落ちたチーム」。来季、6年目を迎える辻発彦監督は危機感をあらわにする。最下位からの逆襲を果たすためにも、コーチ陣容を一新した。

来季から内海が投手兼投手コーチとなる[写真=高塩隆]


ヘッドには松井稼頭央


 42年ぶりに最下位に沈んだ今季の西武渡辺久信GMは「今シーズンを見て、なかなかうまく機能していない部分があった」と分析、二軍から高山久コーチ、佐藤友亮コーチ、三軍から青木勇人コーチを一軍に引き上げるなど10人のコーチを配置転換させた。指揮官をサポートするヘッドコーチには松井稼頭央二軍監督が昇格。「うまくチームをマネジメントする意味でも重要なポジション。監督とタッグを組んで、チームをV字回復させてほしい」と渡辺GMは語るが、将来の監督として一軍の舞台を経験させる意図もあるのだろう。辻監督も「稼頭央は昔の西武ライオンズの厳しさを知っているから適任」と期待している。

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