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新体制で挑む。チームが変わる、彼らが変える!

二軍のコーチングスタッフ中心に動き

 

ここまで出てこなかった球団の動きもチェックする。大きな変更がなかったチームもあるが、もちろん、まだ大改造の可能性がなくなったわけではない。

3連覇を狙った巨人・原監督。今はポストシーズンに集中しているが、新体制はどうなる


巨人は「トロイカ体制」


 シーズン終盤の大失速もあり3連覇を逃した巨人だが、早々に原辰徳監督留任を山口寿一オーナーが発表。さらに「阿部君に一軍のベンチにコーチとして入ってもらって、原監督と元木ヘッドと3人を中心にチームを立て直してほしいとお願いしました」と語った。来季は原監督、元木大介ヘッドコーチに加え、2020年から二軍監督となり、今季は10月から配置転換で一軍作戦コーチとなった阿部慎之助コーチがそのまま残り、いわゆる「トロイカ体制」(3人のリーダー制)で指揮していくということだろう。

 トロイカ体制は、1981年、藤田元司監督就任時、王貞治助監督、牧野茂ヘッドコーチを置いたときに言われたもので、このときは引退したばかりの王助監督への監督職の禅譲も視野にあり、藤田監督もそれを明言していた。実際、83年、藤田監督はリーグ優勝を飾ったあと、王監督に指揮権を受け渡し、退任した。ただし・・・

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