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日本野球を変える? 新庄ファイターズ誕生!

新生ファイターズ魅惑の船出! 新庄剛志監督、稲葉篤紀GM 盟友2トップがチームを変える

 

就任会見ではアロハポーズを決め、奇想天外、ユーモア満載の質疑応答を繰り広げたが、その言葉の端々には、新指揮官が目指す野球のヒントが散りばめられていた。親しみを込めて「あっちゃん」と呼ぶ、稲葉新GMとともに、新庄ファイターズは秋季キャンプをスタートさせている。
写真=小山真司、高原由佳

畑佳秀オーナー[左]、川村浩二球団社長[右]と就任会見に臨んだ新庄新監督


インパクト大の所信表明


 日本ハムに「ビッグボス」が誕生した。新庄剛志。チームを北海道に根付かせたレジェンドが、監督として16年ぶりに現場復帰する。11月4日、札幌市内で行われた就任会見では驚きや笑い、もちろん真剣なまなざしも含めて硬軟が織り混ざる内容。想像を軽く超えたインパクト十分の所信表明だった。

 登場から度肝を抜いた。深紅のスーツに胸元が開いた見たことがない高さの襟の白シャツ。サングラスもかけ、用意された真ん中の席へ着席するとアロハポーズを決めた。冒頭のあいさつでは「監督っぽい格好で来ました」と、あっけらかんと言った。続けて自身が顔の整形手術を施していることを踏まえて、「これからは顔を変えずにチームを変えていきたいなと思います」。期待どおり、まさに“つかみはOK”。そして、「日本ハムも変えていきますし、僕がプロ野球を変えていきたい」と、宣言した。

 監督就任のオファーに即決した。「もう1秒、1秒。お願いしますっ! やりまーすっ! すぐですよ。当然でしょ。だって1年間、それを目指してやってきたんですから」。昨年の12球団合同トライアウトに参加する前のこと。日本ハムの球団関係者から1通のメールが届いたという。「新庄さんお元気ですか、トライアウト頑張ってください。いつかまた会える日を楽しみにしています」。この文面を見て、最初は「よしよし、選手に戻れる」と思ったが、選手契約のオファーはなかった。

 それでもポジティブに思考を切り替えられるのが現役時代からの持ち味。「そこから、あの1通のメールというものは必ず何かある。自分で勝手に信じて1年間、12球団、二軍の選手のプレーを一生懸命、自分で勝手に勉強して。こういう姿っていうものは必ず誰かが見てくれている。それを信じて10月12日に……なんと、僕が描いていた、この監督の話をいただいて。も〜う、自分がやってきたことは間違いじゃなかったんだ。本当にやってきてよかったなという気持ちでしたね」。実際に球場にも足を運んでいた。また、バリ島を拠点にしていたときから「日本ハムの調子が上がっていない3年間を見たときに、俺の出番だろという気持ちで過ごしていました」。必然だった。

 異例のお願いも飛び出した・・・

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