2004年に幕を上げた北海道日本ハムファイターズ。過渡期の球団に新風を吹き込み、リーグ制覇、日本一まで駆け上がった新庄剛志の挑戦を写真とともに振り返る。 写真=BBM 突然の入団宣言を経て、北の大地を踏んだ。空港は大歓迎[03.12.3]
1981年の優勝以来、定位置はBクラス。シーズンによってはAクラス入りするものの、優勝争いに絡めなかったチームが2004年の北海道移転を機に、変貌を遂げていった。ヒルマン監督の下、04年は移転の追い風を背中に受けて3位、試行錯誤が結果に結びつかず5位に停滞した05年を経て、06年はリーグトップの防御率を誇った投手陣と大技・小技を絡めて少ないチャンスをものにする打線が機能し、移転3年目にして44年ぶりの日本一を勝ち取った。北海道のファンの心をがっちりとつかみ、札幌ドームでは熱狂的な声援がチームを強力に後押し。その本拠地における熱い渦の中心にいたのが新庄剛志だった。
札幌ドームの入団会見で背番号1を披露。約2000人のファンが詰めかけた[03.12.3]
キャンプ初日から名護キャンプでは“新庄フィーバー”が巻き起こった[04.2.1]
北海道での新庄劇場の原点(?)となった“かぶりもの第1号”はダイエー戦のノックで披露[04.6.23]
03年オフに・・・
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