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期待のドライチ インタビュー

楽天・吉野 創士(昌平高/外野手) 東北を熱くするスラッガー「昌平での3年間が僕を大きく成長させてくれた」

 

ドラフト1位の評価は思いもよらないもので、ドラフト当日の記者会見では涙を流した。チームが待望する右の大砲候補は、本塁打とともに打率も追求していくと言う。千葉に生まれ埼玉で力をつけた右打者が、杜の都で第一歩を踏み出す。
取材・構成=富田 庸 写真=榎本郁也、BBM

思い入れの深い「SHOHEI」のユニフォームを着て学校前でポーズ。初のドライチとあって校内でも注目の的だ


プロで必要な3要素


 11月18日に都内のホテルで球団と入団交渉を行い、契約金1億円、年俸920万円(金額は推定)で基本合意した。高校通算56本塁打のスラッガーは、はやる気持ちを抑えながら後輩たちとともに汗を流し、1月に仙台で始まる新人合同自主トレへ向けて準備を進めている。

──ドラフト会議が終わり、指名あいさつ、入団交渉と、プロ入りの準備が進んでいます。

吉野 まず、(契約金の)ケタが多くて驚きました(笑)。学校でも普段の生活でも、周囲からの視線を感じるようになり、より気を引き締めて過ごすようになりましたね。

──入団することになる楽天は、残念ながらCSファーストステージで敗退しました。

吉野 実家が千葉県浦安市にあるので、学校に外出許可をもらって帰宅して、試合はZOZOマリンで生観戦したんです。いつもはファンとして楽しんで見ていましたけど、今回は打者が打席前にどんな準備をしているかを見たり、投手が次に投げる球種を自分なりに読んでみたり。見方はガラッと変わりました。

──舞浜フェニックスで野球を始めたそうですが、きっかけはあったのですか。

吉野 始めたのは小学1年生のときだったんですけど、最初はまったく興味がなくて、退屈だなあという感じでした。ライトを守っていたんですけど、全然、打球が飛んでこないので、座り込んでアリンコ探しとかをしていましたね(笑)。

──そこから「やってやろう」というスイッチが入った瞬間があったのでしょうか。

吉野 小学2年時の春の大会ですね。4年生との試合があって、体の大きさも全然違ったんですけど。その試合でヒットを打つことができたのがうれしくて。次に「ホームランを打ちたい!」と思うようになって。それからはアリンコじゃなくて本気でボールを追い掛けるようになりました。

──小学6年生のときには、千葉ロッテジュニアの選手としてNPBトーナメントでプレーしています。

吉野 僕は舞浜フェニックスで一番の選手だと思っていたんですけど、セレクションに行ったらすごい選手がいっぱいいて、度肝を抜かれたというか……。一度、グラウンドに入ったんですけど・・・

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