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日本シリーズ全戦 完全詳報&徹底解説

【2021日本シリーズ 第5戦】凡事徹底。なすべきことを果たしたか?(解説=井端弘和)

 

激戦となった日本シリーズ全6戦を、東京2020オリンピックで日本代表コーチを務めた井端弘和氏が徹底解説。現役時代は5度のシリーズ経験(日本一1度)を持つ“名手”が、勝敗を分けたポイントに迫る。
解説=井端弘和(東京2020オリンピック日本代表コーチ)

8回裏にヤクルト山田哲人に3ランを許し同点に追いつかれたオリックスだったが、9回表、先頭で代打のジョーンズが左翼席へ勝ち越しの特大弾。貴重な働き


11/25(木) 第5戦@東京ドーム
18:00開始 3時間16分 2万580人
ヤクルト5-6オリックス

[オ]P山崎福、吉田凌、富山、ヒギンス、〇山岡、S平野佳-C伏見
[ヤ]P原、田口、石山、今野、大西、●マクガフ-C中村
[本]村上(ヤ/4回裏ソロ)、山田(ヤ/8回裏3ラン)、ジョーンズ(オ/9回表ソロ)


得点どうこうではない


 試合を大きく動かしたのは、見た目にも分かりやすいところでいえば、2本の本塁打でした。オリックスは6回に同点に追いついて、裏の攻撃をゼロに抑え、リードした状態での試合は、第3戦の3回に1点を先制して迎えた4、5回以来。7回に2点を加点し、少しだけ余裕を持っての展開となりました。それまでの4戦とは逆の展開。それだけに、8回裏の守りで2つの四球から山田哲人を打席に迎えたのは大きな失敗でした。日本代表でもそうでしたが山田は、このような大事な局面でバチンとスイッチが切り替わります。そもそもスイングが違う。ここまでらしい結果は出ていなかったものの、守備を見る限り、体のキレも悪くない。オリックスも警戒していたとは思いますが、そのレベルをはるかに超える山田の同点3ランでした。

4回裏

1対1の4回裏、ヤクルトの主砲・村上宗隆が左中間席に勝ち越しソロを放つ


 その後、ヤクルトは9回に代打のジョーンズに勝ち越しソロを許し、6対5と2勝目を献上するわけですが、私が思う試合を左右したポイントは・・・

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