2022年春は神宮球場で、東京六大学のキャプテンが火花を散らす。21年12月の大学日本代表候補合宿には新主将5人が参加。いずれも内野手とライバル関係は熱気を帯びるばかり。東大にはプロ注目の強肩捕手もおり、背番号10から目が離せない。 (学年表記は4月からの新学年) 21年12月3日から3日間、愛媛・松山で大学日本代表候補合宿が開催。東京六大学の新主将5人が名を連ねた。左から明大・村松、早大・中川、法大・齊藤、立大・山田、慶大・下山[写真提供=全日本大学野球連盟]
東大の強肩捕手は「プロ志望」も視野
44人が参加した大学日本代表候補合宿で、侍ジャパン大学代表・大久保哲也監督(九産大監督)から全体のリーダーに指名されたのは慶大の新主将・
下山悠介(4年・慶應義塾高)だった。右投げ左打ちの下山は3日間、紅白戦などメニューを円滑に回した。1年春から三塁手のレギュラーで、ベストナイン受賞2回。19年11月の明治神宮大会優勝、21年6月の全日本大学選手権優勝、同11月の明治神宮大会準優勝と多くの大舞台を踏んでいる。
22年の東京六大学の新主将のうち、二塁手には4人が名を連ねる。立大の主将・
山田健太(4年・大阪桐蔭高)は現役最多62安打の右打者。高校時代は
中日・
根尾昂、
ロッテ・
藤原恭大とともに、3年春夏の甲子園連覇。同校の「最強世代」と言われたメンバーを主将としてけん引した早大・
中川卓也は・・・
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