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2022プロ・アマ球界大展望

2022独立リーグ展望 魅力あるリーグ運営へ 土台となる新シーズンの幕開け

 

2022年シーズンはBCリーグ、四国アイランドリーグplusは過渡期を迎える。球団数の減少、そしてファンを球場に呼び戻すための重要な1年となりそうだ。
文=岡田浩人(BCリーグ)、高田博史(四国アイランドリーグplus)

【BCリーグ】8球団で再スタート


8球団で新たなシーズンを迎えるBCL[写真は21年開幕戦]


 ルートインBCL(ベースボール・チャレンジ・リーグ)は2022年、創設から16年目のシーズンを迎える。過去15年間で計58人がドラフト指名を受けNPB入りを果たしたほか、BCLで指導者としてスタートした高津臣吾監督率いるヤクルトがNPBで日本一に輝くなど、日本球界で確固たる地位を築いてきた。

 一方で22年シーズンは新リーグを立ち上げる4球団が抜け、BCLは8球団でのリーグ戦となり、創設16年目で初めてチーム数が減る。これまで以上に選手育成と新たな魅力創造によるファン獲得に知恵と力を注ぐシーズンとなる。

 福島、群馬、新潟、信濃による「北地区」、茨城、栃木、埼玉、神奈川による「南地区」の2地区制。同一地区のリーグ戦に加え、他地区との交流戦、さらに22年は「NPBとの交流戦強化」に取り組む。リーグの村山哲二代表は「巨人戦に加え、複数のNPB球団と交流戦実施に向けて調整中」と明かし、「21年を大幅に上回る交流戦を行う予定」と話す。さらに・・・

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